ペットを扱うプロフェッショナルを育成する家庭動物販売士認定試験が11月14日・21日、全国18会場で開かれ、932人が受験しました。2015年2月には後期日程が開催され、学生約850名と初の日曜開催となる東京会場では約70名が受験予定です。

2月の東京会場では初の試みとして、11月試験で不合格になった受験者に再受験制度を実施します。テキストなどを配布しない代わりに通常より安い1万3000円で受験・受講できるもので、対象者には郵送でご案内を送付しました。
11月には、3級の上級資格でペットショップの管理者レベルの人材を育成する家庭動物販売士2級試験も開催され、28名の合格者が誕生しました。昨年までは東京・大阪の2会場のみだったものが、今年は北海道・愛知でも開催。より受験しやすいシステムになりました。
全国ペット協会最大の公益事業である「家庭動物販売士認定制度」は平成17年より開始。過去11回の試験で7600名以上の資格者が誕生し全国のペットショップなどで活躍しています。

学校との連携強化でペット業界の人材育成に活用
家庭動物販売士認定制度を学校のカリキュラムとして実施する認定校は8校から15校に増加。学生受験者数は約550名から約1500名に増加しました。
なお、全国ペット協会では平成25年度より「産学連携人材育成フォーラム」を設置しました。教育関係者とペット業界関係者との間で情報を交換し、実務に対応した資格としてより浸透させていく方針です。