3回目となる「アメリカントリミングセミナー」が5月23日に、東京都墨田区の専門学校日本動物21で開かれ、約50名が参加しました。
アメリカントリミングは、クリッパーを活用することでハイスピードに安全に仕上げることができるトリミングのテクニックです。
時間をかけないことで、犬とトリマーの負担を減らし、カウンセリングなどに多くの時間を使えるようになります。
また、クリッパーをつかうことで、経験の浅いトリマーでも下仕上げを安全にきれいに仕上げることができるので、ベテラントリマーが仕上げを担当するなど、効率的なサロンの運営につなげることができます。
セミナーでは、トイ・プードルをモデルに1時間半ほどで、下仕上げ、シャンプー、仕上げまでを実演。
シャンプーの濃度や、ショードッグとして仕上げる時との違いを解説しました。
セミナーの最後には、佐山先生の愛犬でもあるブルーケリーテリアの下仕上げを20分ほどで完了させました。
日本ではクリッパーを使用することは「ケガをさせてしまうかも」ということで敬遠する方も多いですが、佐山先生は「訴訟が多いアメリカで主流の方法で安全に短時間で均等に仕上げることができる」と話します。
セミナーでは、佐山先生が使用しているトリミング用品の販売会も開かれました。
セミナーは協会会員と家庭動物管理士資格者は無料、一般は5000円で受講頂けます。
次回のセミナーは6月20日から遺伝子病についてのセミナーが東京・愛知・大阪で開かれます。
現在受講者を募集しておりますので、ぜひお申込みください。